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AIで年賀状を作る手順を図解(2027年・未年版)

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AIで作った羊の絵柄の年賀状と、絵柄、文字、印刷、投函の4つの手順の一覧

「AIに年賀状を頼むと、文字が化ける」。そう聞いて、絵柄だけをAIで作り、文字は別のアプリで入れている人も多いかもしれません。

2026年10月28日にYOBITSUGI AIで試すと、少し様子が違いました。羊の絵に「謹賀新年」「2027」「本年もよろしくお願いいたします」と書かせたところ、3つの画像生成AIのどれも1字も間違えなかったのです。では、いまAIで年賀状を作るなら、どこを任せて、どこを自分でやればよいのか。絵柄から投函の日まで、4つの手順を1枚の図にしました。2027年用の年賀はがきは、11月2日に発売されます。

4つの手順を1枚で

AIで年賀状を作る4つの手順の図。1は絵柄をAIに頼む、2は文字を入れる、3ははがきに刷る、4は出す。それぞれに要点と、絵柄やはがきの大きさ、投函の日の目安を添えている
AIで年賀状を作る4つの手順(2027年用)。絵柄と見本のはがきは、YOBITSUGI AIのGPT-Image-2.5で作った

AIに任せやすいのは、手順1の絵柄と、手順2の決まり文句まで。名前や住所、はがきの大きさ、出す日は、人が確かめるところです。順に見ていきます。

1. 絵柄は縦長で、余白も頼む

はがきの大きさは横100mm、縦148mm。縦横の比は1対1.48で、画像生成AIの「縦長(2:3)」とほぼ同じ形です。頼むときは、形と、文字を入れる場所を先に伝えておきます。実際に送ったプロンプトは次のとおりです。

年賀状の絵柄。2027年の干支の羊(ひつじ)が、紅白の梅の花と松の枝のそばに座って笑っている、やさしい水彩風のイラスト。羊の毛はふわふわ。背景は淡いクリーム色の和紙の質感。画面の上の3分の1は、あとで文字を入れるための余白として、何も描かない。文字・数字・ロゴ・印鑑は一切入れない。

GPT-Image-2.5に縦長で頼むと、上の3分の1が空いた1024×1536ピクセルの絵柄が、1.91クレジットでできました。頼むときのポイントは3つです。

  • 干支の動物に、梅や松のような正月らしいものを添えて頼む。
  • 文字を後から入れるなら、「文字・数字は入れない」とはっきり書く。
  • 有名なキャラクターや、ほかの人の作品に似せない。著作権の考え方は、漫画をAIで作るなら よくある質問8つでも取り上げています。

2. 決まり文句なら、AIにも書けた

次に、同じ絵に文字を入れるプロンプトを、3つのモデルで1回ずつ試しました。

年賀状の絵柄。2027年の干支の羊(ひつじ)が、紅白の梅の花と松の枝のそばに座って笑っている、やさしい水彩風のイラスト。背景は淡いクリーム色の和紙の質感。画面の上の余白に、毛筆の書体で大きく「謹賀新年」と横書きで書き、その下に「2027」、画面のいちばん下に小さく「本年もよろしくお願いいたします」と書く。

同じプロンプトで、3つのモデルが作った年賀状の絵柄を並べたもの。どれも「謹賀新年」「2027」「本年もよろしくお願いいたします」が正しく書かれている
左からGPT-Image-2.5、Nano Banana 2.1、Grok Imagine 2.0。どれもYOBITSUGI AIで作った

結果は、3つとも文字の誤りなし。元の大きさで拡大しても、「謹」の形の崩れや、ひらがなの抜けは見つかりませんでした。正直なところ、ここまできれいに書けるとは思っていませんでした。違うのは書体と絵の雰囲気くらいです。そのかわり、料金と形式には差が出ました。GPT-Image-2.5は1.91クレジットでPNG、Nano Banana 2.1は7.60クレジット、Grok Imagine 2.0は6.98クレジットで、この2つはJPEGです。

ただ、これは短い決まり文句を1回ずつ作った結果にすぎません。名前や住所、手書き風のひとことは、AIに書かせずに後から重ねるほうが安心でしょう。個人の情報をプロンプトに入れずに済み、1字の違いを自分で確かめられるからです。後から重ねるなら、手順1の文字なしの絵柄に、ふだん使う画像編集のアプリで文字を置きます。

手順1の文字なしの羊の絵柄に、あとから「謹賀新年」「2027」「本年もよろしくお願いいたします」「令和九年 元旦」を重ねた年賀状の見本
手順1の絵柄に、あとから文字を重ねた見本。文字はフォントで入れた

3. 刷る前に、大きさを確かめる

印刷でよく目安にされる300dpiで、はがきの全面に刷るなら、1181×1748ピクセルが要ります。今回のAIの画像は、どれもこれより小さめでした。1

モデル 大きさ(dpi)
GPT-Image-2.5 1024×1536(約260)
Nano Banana 2.1 848×1264(約215)
Grok Imagine 2.0 832×1248(約210)

細い線や小さな文字がぼやけないか気になるときは、拡大(アップスケール)してから刷るか、まず1枚だけ試し刷りをしておきます。もう1つは形の差です。2:3の画像を1対1.48のはがきに合わせると、上下が合わせて1%ほど切れます。文字や顔は、端ぎりぎりに置かないほうが無難です。家のプリンターで刷るなら、インクジェット紙の年賀はがきを選びます。

4. 出す日は12月20日から27日

2027年用は、日本郵便の決まりが少し変わりました。年賀状の受け付けは12月20日から(去年までは15日)。元日に届けるための目安も、12月27日まで(去年までは25日)に延びています。19日までに出すと、年賀状ではなく、ふつうの郵便として年内に届いてしまうので注意が要ります。はがきは1枚85円で、販売は1月15日まで。三が日の配達は、元日と1月3日です。

日本郵便は、Google Geminiを使って年賀状を楽しめる施策も予定しています。中身は後日知らせるとしています。

絵柄はすぐにできても、試し刷りや宛名には意外と時間がかかります。11月のうちに絵柄だけでも作っておくと、年末にあわてずに済むかもしれません。

料金の目安

このときYOBITSUGI AIで作った4枚の画像は、合わせて18.40クレジットでした。依頼の会話全体では30.39クレジットです。クレジットの料金は、料金とシミュレーションのページで確かめられます。

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出典

注

  1. dpiは、画像の横幅をはがきの横100mmに合わせて計算した値です。GPT-Image-2.5は縦長の1024×1536を指定し、Nano Banana 2.1とGrok Imagine 2.0は、縦長を指定してモデルが決めた大きさです。 ↩

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