Alibaba、Qwen-Image-2.1をAPIで商用に 1枚約$0.014
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重みは公開されているのに、仕事には使えない。9月に重みが出たQwen-Image-2.1は、研究と評価の目的に限るライセンスのモデルでした。
商用で使う道は、AlibabaのAPIです。Alibabaは10月26日のブログで、Qwen-Image-2.1のAPI「Pro」と「Turbo」を紹介しました。どちらもAlibaba Cloud Model Studioで使えます。提供は10月9日に始まっていて、ブログは「本番での利用は、Model StudioかQwenとの別の商用ライセンスで」と書いています。重みの公開については、Alibaba、画像生成と編集のQwen-Image-2.1を公開にまとめました。
大量に作るならTurbo、1枚に凝るならPro
| 項目 | Turbo | Pro |
|---|---|---|
| 向いている仕事 | 商品カタログや切り抜き、色違いなど量の多い仕事 | 数の少ないメインビジュアルや広告 |
| 1枚の料金(シンガポール) | $0.016 | $0.04 |
| 1枚の料金(東京などのグローバル) | $0.014133 | $0.035333 |
| 毎分のリクエストの上限 | 120 | 20 |
料金は生成に成功した画像だけにかかり、失敗した呼び出しは数えません。ブログの例では、シンガポールで1万枚を作ると、Turboは$160、Proは$400です。
どちらのAPIも、文章と画像を受け取って画像を返します。参照の画像は最大10枚まで渡せて、人物や商品の見た目を保ったまま編集できるとしています。背景が透明な画像を作ったり、写真から被写体だけを切り抜いたりもできます。解像度は2Kが基本で、既定は2048×2048。2つともファインチューニングに対応しています。1
料金の表で「グローバル」に入るリージョンには、米国のバージニア、フランクフルト、香港と並んで東京があります。ブログは日本語の文字の描画には触れていません。
ここからは編集部の見方です。ネットショップの商品画像の切り抜きのように、枚数が多く、1枚ずつの出来を細かく見ない仕事なら、Turboの料金が効いてきます。一方、日本語の見出しを入れたバナーに使うなら、まず数十枚で文字が崩れないかを確認してから決めると安心です。重みのライセンスで足踏みしていた会社には、わりと現実的な入り口になるかもしれません。
YOBITSUGI AIではfal.aiを通してAlibabaのWan 2.2(動画)を使えます。今回のQwen-Image-2.1は、現時点の対応モデルには含まれていません。
出典
- Qwen-Image-2.1 Pro and Turbo APIs Are Live: One 7B Model to Generate, Edit and Cut Out(Alibaba Cloud blog・2026年10月26日)
注
画像を作る部分は32層のDiTで70億パラメーター、文章を読む部分にはQwen3-VLの80億パラメーターのモデルを使います。10月9日には、生成のステップを40から8に減らしたTurboの重みも、研究と評価に限るライセンスで公開されました。ブログは、LMArenaの画像生成と画像編集の順位表で、重みを公開したモデルの中で最上位だったとしています(9月22日時点の暫定の順位)。 ↩
