SB Intuitions、Sarashina3 を無料で試せるベータを公開
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ソフトバンクの子会社 SB Intuitions は 10 月 13 日、日本語のデータで重点的に学習させた国産の言語モデル「Sarashina3」を無料で試せる「Sarashina サービス」の無償ベータ版を始めました。6 つのモデルを自社のシステムから呼べる API と、Web で対話や翻訳を試せるチャットがあり、開発者だけでなく個人も使えます。10 月 23 日には、6 つのモデルを実際に呼んでみる手順を技術ブログで公開しています。
要点
- 対話の mini と nano、安全の判定の guard、検索向けの 2 つ、日英の翻訳の 6 つのモデルです。
- Google のアカウントでログインするだけで、事前の申し込みなしに使えます。
- mini と nano は一度に 12 万 8,000 トークンまで扱えます。
- mini・nano・guard は同じ入口で、モデルの名前を変えるだけで呼べます。
- 無償のベータ版で、終わる時期は決まっておらず、一定の時間あたりの利用の回数に制限があります。
- 品質の改善のため、利用のデータを使う場合があるとしています。
SB Intuitions は、Sarashina3 は日本語の表記や敬語、文化的な背景を自然に反映できるとしています。日本語向けに作ったトークナイザで、「山手線」のような固有名詞をひとまとまりで扱えるため、同じ文章を少ないトークンで表せるのも特徴です。同社の例では、同じ日本語の文が米国のあるモデルでは 80 トークン、Sarashina3 では 40 トークンでした。トークンが少ないほど、処理が速く、費用も下がりやすくなります。
技術ブログでは、6 つのモデルを短いコードで 1 つずつ呼び、返ってくる形を示しています。guard は文章を作らず、入力が「安全」か「有害」かと、有害の場合はその種類を返します。rerank は 1 回に 1〜20 件の文書を並べ替え、translate は 1 回に 5,000 文字まで訳せます。Sarashina3 は、6 月からソフトバンクのクラウド「Cloud PF Type A」でも提供されています。
日本の利用者にとって
国産のモデルを自社のシステムに組み込むことを考えている開発者は、費用をかけずに日本語での答えや翻訳の質を確かめられます。ベータ版では利用のデータが改善に使われる場合があるため、機密の情報は入れないほうが安全です。
YOBITSUGI AI で使えるか
現時点では YOBITSUGI AI からは使えません。
出典
- 国産生成AI「Sarashina」を利用できる「Sarashinaサービス」の無償ベータ版を提供開始(SB Intuitions・2026年10月13日)
- Sarashina3のAPIを、6モデル全部呼んでみた(SB Intuitions TECH BLOG・2026年10月23日)