RunPod とは: GPU を秒単位で借りられるクラウド
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基本の情報
- 提供元
- Runpod Inc.(米国 サンフランシスコ)
- 種類
- GPU クラウド(Pods・Serverless・Clusters・Public Endpoints)
- 主な GPU
- NVIDIA B300・B200・H200・H100・A100・L40S・RTX 5090・RTX 4090 など
- 料金の形
- 秒の課金・前払いのクレジット(ドル)
- 日本の拠点
- AP-JP-1(福島)
- 公式サイト
- www.runpod.io
RunPod は、米国のサンフランシスコに拠点を置く Runpod Inc. の GPU クラウドです。GPU を積んだコンテナ(Pods)を秒単位で借りられるほか、リクエストが来たときだけ動くサーバーレスの推論や、複数のノードのクラスターも使えます。料金は先に入れたクレジットから引かれます。この記事は、2026 年 10 月 21 日に公式のページで確かめた内容です。
できること
| 製品 | できること(公式の説明より) |
|---|---|
| Pods | GPU か CPU のインスタンス(コンテナ)を専有して使う。データセンターで動く Secure Cloud と、審査を通った個々の提供者の GPU をつなぐ Community Cloud の 2 種類 |
| Serverless | 秒の課金で自動で増減する推論のエンドポイント。リクエストが無いと 0 台まで減る Flex と、いつも動く Active がある |
| Clusters | 複数のノードの GPU クラスター。64 GPU まではすぐに使え、契約は要らない(それより大きい予約は営業から) |
| Public Endpoints | 画像・動画・音声・文章の生成のモデルを、自分で動かさずに API で呼ぶ |
| Flash | 手元の Python の関数を、Serverless のエンドポイントとして公開する SDK(オープンソース) |
借りられる GPU
料金のページの Pods には、NVIDIA B300・B200・H200・H100(NVL・SXM・PCIe)・RTX Pro 6000・A100(SXM・PCIe)・RTX 5090・L40S・RTX 6000 Ada・L40・A40・RTX A6000・L4・RTX 4090・RTX 3090・RTX A5000 が並んでいます。Serverless では、ほかに RTX PRO 4500 Blackwell・A4000・A4500 なども選べます。
料金の形
公式の料金のページの表示のままです(ドル・1 時間あたり)。ページの表記は「Updated October 8, 2026」で、2026 年 10 月 21 日に確かめました。
| GPU | Secure Cloud | Community Cloud |
|---|---|---|
| H100 SXM | $3.99 | $2.69 |
| H100 PCIe | $2.89 | $1.99 |
| H200 | $5.29 | $3.59 |
| B200 | $7.99 | $5.98 |
| A100 SXM | $1.79 | $1.39 |
| L40S | $1.09 | $0.79 |
| RTX 4090 | $0.89 | $0.34 |
- Pods は、計算もストレージも秒単位で課金されます。Pod を立ち上げるには、選んだ構成の 1 時間分以上の残高が要ります。
- Serverless も秒単位です(例: H100 $4.79/時間・A100 $2.72/時間・RTX 4090 $1.10/時間)。準備にかかる時間と、最後のジョブのあとの待ち(既定 5 秒)も課金されます。
- 3 か月・6 か月を前払いする割引(Savings plans)があります。いつ止められてもよい代わりに安い、中断ありの Pod(interruptible)もあります。
- 入金は $10 から始められます。無料の枠は、公式のページには書かれていません。使いすぎを防ぐ上限が、既定で全体 $80/時間に決まっています。
日本から使うとき
- 米国・欧州・アジア・オーストラリアの 31 の地域で借りられます。日本には AP-JP-1(福島) があり、公式のブログでは RunPod の日本で初めてのデータセンターとしています。API で指定できるアジアのデータセンターは、AP-JP-1 だけです。
- 支払いは、クレジットカード・暗号資産のほか、$5,000 を超える取引は請求書払いもできます。入れたクレジットは、返金も引き出しもできません。
使い方の入口
- Web のコンソールで GPU を選んで Pod を立ち上げます。テンプレート(用意された Docker イメージ)か自分のコンテナを使い、SSH か JupyterLab でつなぎます。
- CLI の
runpodctlと REST API があります。REST API は 2026 年に v2 が出て、v1 は 2026 年 11 月 15 日に、GraphQL は 2027 年 1 月に止まります。 - 画像の生成では、Pod に ComfyUI を入れて使う手順が公式のドキュメントにあります。
最近の動き
- 2026 年 4 月 30 日: Python の関数を Serverless のエンドポイントにできる Flash を発表しました。
- 2026 年 9 月 24 日: 会社で使うための Runpod Enterprise(SSO・権限・監査のログ)を始めました。ISO/IEC 27001:2022 の認証を受けています。
- 2026 年 10 月 15 日: 2026 年 7〜9 月のまとめで、Batch Jobs(β)・Global Volumes(β・データセンターを選ばずに作るボリューム)・REST API v2 などを紹介しました。
YOBITSUGI AI との関係
YOBITSUGI AI は、Claude・GPT・Gemini など各社の AI を、会話するように頼むだけで使えるサービスです。各社の AI は API で使うので、利用者が GPU を借りたり設定したりする必要はありません。作業に使うワークスペースの稼働時間は、AWS(東京)の公開価格をもとに計算しています。会話とファイルは、当社が管理する日本国内のサーバーに保存します。料金は料金のページにあります。
出典
- Runpod(Runpod・2026-10-21 確認)
- Pricing(Runpod・2026-10-21 確認)
- Cloud GPUs(Runpod・2026-10-21 確認)
- Pods overview(Runpod・2026-10-21 確認)
- Pods pricing(Runpod・2026-10-21 確認)
- Serverless pricing(Runpod・2026-10-21 確認)
- Billing(Runpod・2026-10-21 確認)
- Create a Pod(API)(Runpod・2026-10-21 確認)
- runpodctl(Runpod・2026-10-21 確認)
- 日本(福島)のデータセンター(Runpod・2026-10-21 確認)
- Flash の発表(Runpod・2026-04-30)
- 2026 年 7〜9 月のまとめ(Runpod・2026-10-15)
- 料金(YOBITSUGI AI・2026-10-21 確認)