GMO GPUクラウドとは: GMO インターネットの GPU クラウド
公開 4 分で読めます
基本の情報
- 提供元
- GMOインターネット株式会社(本社 東京都渋谷区)
- 種類
- GPU クラウド(マネージド HPC クラスタ・ベアメタル)
- 主な GPU
- NVIDIA HGX B300・HGX H200
- 料金の形
- 共用プランは分の課金・専用プランとベアメタルは月額の見積
- データセンター
- 国内のデータセンターだけ
- 公式サイト
- www.gpucloud.gmo
GMO インターネットは、東京都渋谷区に本社を置くインターネットの会社です。「GMO GPUクラウド」として、GPU のサーバーを、マネージド HPC クラスタ(Slurm の環境ごと)とベアメタルの 2 つの形で提供しています。申し込みはお問い合わせから始まり、オンラインでは申し込めません。この記事は、2026 年 10 月 21 日に公式のページで確かめた内容です。
できること
| 製品 | 形 | できること(公式の説明より) |
|---|---|---|
| マネージドHPCクラスタ(共用プラン) | Slurm の環境を共用 | GPU のノードを分の単位で使う。登録できる人は 1 契約 10 人まで・同時に 8 台まで |
| マネージドHPCクラスタ(専用プラン) | Slurm の環境を専用 | 会社ごとに専用の環境を月額で使う |
| ベアメタル | 物理サーバー | 初期のセットアップを済ませた物理サーバーを使う |
仮想マシンやコンテナだけのサービスは、公式のページには載っていません。
借りられる GPU
- NVIDIA HGX B300 と HGX H200。1 台に GPU を 8 基積み、NVLink でつないでいます。ネットワークは NVIDIA Spectrum-X です。
- 2026 年 3 月 25 日から、マネージドHPCクラスタの専用プランで HGX B300 を提供しています。共用プランと専用プランで、それぞれどの GPU を使えるかは、公式のページには書かれていません。
料金の形
公式のページの表示のままです。2026 年 10 月 21 日に確かめました。
| 製品 | 課金の単位 | 料金の例 |
|---|---|---|
| マネージドHPCクラスタ(共用プラン) | 分 | GPU のノード 1 台あたり 100 円/分(税の表記なし)。最低の料金は、月ごとの契約時間の 50% |
| マネージドHPCクラスタ(専用プラン) | 月額 | 会社ごとの見積 |
| ベアメタル | 月額 | 会社ごとの見積 |
- マネージドHPCクラスタの高速な共用ストレージは、1TiB あたり月 3 万円(1〜100TiB)。データ通信料は無料です。
- 支払いは請求書払い(月末締め・翌月末払い)です。試しに使う期間(PoC)の「特別価格」の区分もあります(金額と期間は書かれていません)。
日本から使うとき
- 「国内データセンターからのみご提供しております」「データは国内データセンターのみで保持」と書かれています(都市名は書かれていません)。
- 新しい拠点を、北海道・石狩の再生可能エネルギーのデータセンターに開き、2026 年内の稼働を目指すと発表しています。
- 2024 年 4 月 15 日に、GMOインターネットグループ株式会社の GPU クラウドの計画が、経済安全保障推進法の「クラウドプログラム」の供給確保計画として経済産業省に認定されています(名義はグループの親会社)。
- 申し込みは、お問い合わせ → 打ち合わせ → 見積 → 契約 → 利用開始の順です。
使い方の入口
- マネージドHPCクラスタ: Slurm でジョブを投入します。ブラウザから Jupyter・ターミナル・ファイルの管理・ジョブの投入ができる Open OnDemand、コンテナの Singularity・Enroot・Pyxis、GPU を最大 7 つに分ける MIG などが使えます。
- ベアメタル: 管理のダッシュボードで起動と停止をし、SSH(公開鍵の認証)で入ります。OS は Ubuntu 24.04 LTS です。
最近の動き
- 2026 年 2 月 3 日: 産業技術総合研究所への GPU クラウドの計算資源の提供と、技術の支援を受託しました。
- 2026 年 3 月 25 日: NVIDIA HGX B300 を、Slurm の専用プランで提供し始めました。
- 2026 年 7 月 6 日: マネージドHPCクラスタに、EDR と SOC の監視を標準で付けました。
- 2026 年 10 月 6 日: 北海道・石狩の再生可能エネルギー 100% のデータセンターに新しい拠点を開き、2026 年内の稼働を目指すと発表しました。
YOBITSUGI AI との関係
YOBITSUGI AI は、Claude・GPT・Gemini など各社の AI を、会話するように頼むだけで使えるサービスです。各社の AI は API で使うので、利用者が GPU を借りたり設定したりする必要はありません。作業に使うワークスペースの稼働時間は、AWS(東京)の公開価格をもとに計算しています。会話とファイルは、当社が管理する日本国内のサーバーに保存します。料金は料金のページにあります。
出典
- GMO GPUクラウド(GMO インターネット・2026-10-21 確認)
- マネージドHPCクラスタ(GMO インターネット・2026-10-21 確認)
- ベアメタル(GMO インターネット・2026-10-21 確認)
- 特長(GMO インターネット・2026-10-21 確認)
- ご利用の流れ(GMO インターネット・2026-10-21 確認)
- よくある質問(GMO インターネット・2026-10-21 確認)
- 産総研への計算資源の提供と技術支援の受託(GMO インターネット・2026-02-03)
- HGX B300 の提供開始(GMO インターネット・2026-03-25)
- EDR・SOC の監視の標準搭載(GMO インターネット・2026-07-06)
- 石狩の新拠点(GMO インターネット・2026-10-06)
- クラウドプログラム(経済産業省・2026-10-21 確認)
- 料金(YOBITSUGI AI・2026-10-21 確認)