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Claudeの透かし、Opus 4.7などの既存モデルにも拡大

執筆・監修: 佐々木 航公開 更新 4 分で読めます

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8月2日より前に出たClaudeのモデルにも、文章の透かしが入り始めました。Anthropicは11月3日のリリースノートで、Claude Mythos 5、Opus 4.7、Sonnet 4.6の文章に透かしが入ると知らせました。透かしは、読んでも分からない形で文章に埋め込む印で、EUのAI法に合わせた対応です。仕組みは8月の説明をまとめた記事で紹介しました。

対象のモデルと、まだのモデル

モデル文章公式文章クラウドファイルC2PA
Mythos 5
Opus 4.7
○○ ※○
Sonnet 4.6○ †○ ※†○
Fable 5.1、Fable 5
Mythos 5.1
○○○
Opus 5.5、Opus 5
Opus 4.8
○○○
Sonnet 5.5、Sonnet 5
Haiku 5.5
○○○
Opus 4.6、Opus 4.5
Sonnet 4.5
Haiku 4.5
——○

○は対応。公式はClaudeのアプリやAPIなど
※ Amazon Bedrockへの展開は11月10日までに終わる予定
† temperatureなどを既定から変えると、入らないことがある

クラウドは、AWS、Google Cloud、Microsoft Foundryです。Opus 4.6、Opus 4.5、Sonnet 4.5、Haiku 4.5の文章は、まだ対象に入っていません。Anthropicは8月2日より前のモデルにも対応を進めるとしていますが、この4つの時期は示していません。

透かしは、APIだけでなくClaudeのアプリ、Claude Code、Claude Cowork、Claude Tagでも入ります。提供している地域すべてが対象で、日本も例外ではありません。文章の意味や読みやすさは変わらず、トークンも増えません。利用者や組織を見分ける情報も含まず、リクエストの書き方を変える必要はないとしています。

temperatureを変えると、入らないことがある

ただ、Sonnet 4.6には例外があります。temperature、top_p、top_kを既定以外の値にすると、透かしが入らないことがあるのです。そのため、透かしを当てにするなら、3つとも送らないようAnthropicは求めます。フレームワークやライブラリが自動で付ける値も含みます。

自社の製品にClaudeを組み込む会社には、もう1つ注意があります。EUのAI法が自社の製品に何を求めるかは、各社が自分で判断する必要があります。

調べられる人は、まだ限られる

文章の透かしを調べるAPIは、限定公開の段階です。使えるのは、規制当局、警察、報道機関、ファクトチェック団体、研究者、教育機関、EUの市民団体など、条件に合う組織です。AI法のために自社の出力を確かめる必要がある企業も対象で、利用の希望は専用のフォームで受け付けます。ファイルの印のC2PAは、無料のClaude Content Checkerでだれでも調べられます。

また、透かしが見つかっても、Claudeが書いたとは言い切れません。校正や翻訳、要約をClaudeに頼んだだけでも印が残るためです。逆に、大きく手を入れた文章や翻訳した文章、短すぎる文章では、Claudeが書いたものでも検出できないことがあります。

ここからは編集部の見方です。日本で使っている会社が今すぐ変えることは、ほとんどなさそうです。EUの規制に対応する必要があり、Sonnet 4.6でtemperatureなどを指定している場合だけ、設定を見直すことになります。「透かしが無いからAIの文章ではない」という判断には使えません。

YOBITSUGI AIではClaude Opus、Claude Sonnet、Claude Haiku、Claude Fableを使えます。選べるモデルは、アプリのモデルの選択欄で確認できます。

出典

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