Anthropic、Claude の文章に見えない透かし EU の法律に対応
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Anthropic は 8 月 14 日付の記事で、これからの Claude のモデルが作る文章に「透かし(ウォーターマーク)」を入れると説明しました。文章を Claude が書いた可能性がどれくらいあるかを、後から調べられるようにする仕組みです。EU の AI 法に合わせた対応で、Anthropic はほかの主要な AI の会社とともに、AI が作った文章に印を付ける EU の行動規範に署名しています。
要点
- 透かしは、意味が変わらない言葉の選び方の偶然を、決まった鍵で選ぶことで文章に残します。
- 読む人には透かしのある文章とない文章の違いが分からず、隠れた文字も足しません。
- 出力の品質・速さ・料金は変わらず、余計なトークンも使わないとしています。
- 透かしには利用者や組織、会話を見分ける情報は含まれません。
- 調べるための API を、規制当局・報道機関・研究者などに限って試験的に提供しています。
- Claude が作る画像などのファイルには、C2PA という業界の規格の印をファイルの情報に付けます。
透かしは、言葉の選び方に幅があるところにだけ入ります。正解が 1 つに決まる事実の文や、正確さが要るプログラムのコードにはほとんど入らず、人の文章を Claude が軽く直しただけのときも検出は難しくなります。文章をすべて書き換えれば透かしは消えます。透かしで分かるのは「Claude が関わった可能性」だけで、人が書いたことや、ほかの AI が書いたことは確かめられません。翻訳にも透かしは入ります。
使われている方法は、Google DeepMind が 2024 年に発表した SynthID-Text をもとにしたものです。地域ごとに分けて入れる確かな方法がまだ無いため、提供を始めるときから世界中で入れるとしています。EU の法律には 2026 年 8 月 2 日より前に出たモデルへの移行の期間があり、それまでのモデルにも今後数か月で入れていく予定です。
日本の利用者にとって
透かしは日本を含む世界中で入る予定です。読む人には違いが分からず、料金も変わらないため、ふだんの使い方に影響はないとしています。
YOBITSUGI AI で使えるか
YOBITSUGI AI では Anthropic の Claude を使えます。透かしは Claude が作る文章そのものに入る仕組みで、発表では使い方による区別はしていません。
出典
- How Claude’s text watermark works(Anthropic・2026年8月14日)