画像生成 AI の比較(2026 年 10 月)
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文章の指示から画像を作ったり、手元の画像を編集したりする AI(画像生成 AI)を比べます。比べる観点は、最大の解像度、参照画像の枚数、編集の機能、API の料金、AI で作ったことを示す透かしです。Civitai のモデルは、ライセンスもあわせて整理しました。どの値も 2026 年 10 月 9 日時点で各社の公式のページに載っている情報で、画質の順位は付けていません。
比べた AI
YOBITSUGI AI で使える画像生成の AI を対象にしました。
- GPT-Image-2.5(OpenAI): 編集の精度を重視した GPT-Image-2.5 Sunburst と、日常の画像生成を速く行う GPT-Image-2.5 Flare の 2 つがあります。
- Nano Banana Pro・Nano Banana 2(Google): Nano Banana Pro は Gemini 3 Pro Image、Nano Banana 2 は Gemini 3.1 Flash Image の呼び名です。
- Grok Imagine(xAI): 画像のモデルとして、xAI が勧める Grok Imagine Image 2.0 のほか、grok-imagine-image などがあります。
- Gen-4 Image(Runway): 参照画像を使って、人物や物の見た目をそろえられる画像のモデルです。
- Civitai: 利用者が作ったモデルを公開・利用できるサイトです。SDXL・Illustrious・Pony・Flux.1 などの系統のモデルと、画風などを加える LoRA があります。
比較表
解像度と料金
| モデル | 最大の解像度 | 参照画像 | API の料金(2026 年 10 月時点) |
|---|---|---|---|
| GPT-Image-2.5 | 1 辺 3,840px(4K 相当) | 公表なし | 画像の出力 $30.00 / 100 万トークン |
| Nano Banana Pro | 4K | 最大 14 枚 | 1K・2K $0.134 / 枚、4K $0.24 / 枚 |
| Nano Banana 2 | 4K | 最大 14 枚 | 1K $0.067 / 枚、4K $0.151 / 枚 |
| Grok Imagine | 2k | 編集で最大 5 枚 | $0.04 / 枚(Image 2.0) |
| Gen-4 Image | 1080p | 1〜3 枚 | 720p 5 credits、1080p 8 credits |
- GPT-Image-2.5 は、幅と高さを 16 の倍数で指定でき、1 辺 3,840px・合計 8,294,400 ピクセル(4K)までです。2560×1440 を超える解像度は試験的な扱いです。料金はトークン単位で、2 つのモデルとも画像の入力 $8.00・画像の出力 $30.00・文章の入力 $5.00(100 万トークンあたり)です。1 枚あたりの料金は公表されていません。
- Nano Banana Pro の最大は 4096×4096(1:1)などです。Nano Banana 2 は 512px と 2K($0.101 / 枚)も選べます。参照画像は合わせて 14 枚までで、内訳は Nano Banana Pro が物 6 枚・人物 5 枚・画風 3 枚、Nano Banana 2 が物 10 枚・人物 4 枚までです。
- Grok Imagine の料金は、Grok Imagine Image 2.0(grok-imagine-image-2.0)が $0.04 / 枚、grok-imagine-image が $0.02 / 枚、grok-imagine-image-quality が $0.05 / 枚です。編集では、元の画像と作った画像の両方が課金されます。1 回で 1〜10 枚を作れます。
- Runway の API は 1 credit が $0.01 です。
編集・文字・透かし
| モデル | 入力 | 編集 | 縦横比 | 透かし・来歴 |
|---|---|---|---|---|
| GPT-Image-2.5 | 文章・画像 | マスクで一部を描き直す・透過背景 | 1:3〜3:1 | 公表なし |
| Nano Banana Pro | 文章・画像 | 文章の指示で編集 | 10 種類 | SynthID |
| Nano Banana 2 | 文章・画像 | 文章の指示で編集 | 14 種類 | SynthID・C2PA |
| Grok Imagine | 文章・画像 | 対応 | 15 種類と自動 | 公表なし |
| Gen-4 Image | 文章・参照画像 | 参照画像で見た目をそろえる | 16 種類 | 公表なし |
- SynthID は Google の、AI で作ったことを示す見えない透かしです。C2PA は、作り方の情報を画像に記録する仕組み(Content Credentials)です。
- GPT-Image-2.5 の透過背景は、PNG か WebP で出力するときに使えます。
- Nano Banana 2 は、Nano Banana Pro の 10 種類の縦横比に 1:4・4:1・1:8・8:1 を加えた 14 種類です。
- Gen-4 Image の縦横比は API で選べるサイズの数で、1920:1080・1080:1920 などです。
Civitai のモデルの系統とライセンス
| 系統 | 作った会社・人 | ライセンス |
|---|---|---|
| SDXL | Stability AI | CreativeML Open RAIL++-M |
| Illustrious XL | OnomaAI | 版ごとに違う(下の注) |
| Pony Diffusion V6 XL | PurpleSmartAI | Fair AI Public License 1.0-SD を改変したもの |
| FLUX.1 [dev] | Black Forest Labs | FLUX.1 [dev] Non-Commercial License |
| FLUX.1 [schnell] | Black Forest Labs | Apache 2.0 |
| LoRA | 各作者 | モデルのページで作者が設定 |
- Illustrious XL は、OnomaAI による SDXL をもとにしたイラスト向けのモデルです。ライセンスは、v0.1 が Fair AI Public License 1.0-SD、v2.0 が CreativeML Open RAIL-M です。
- Pony Diffusion V6 XL は SDXL をもとにしたモデルです。作者は、有料の生成サービスなど収益化したサイトやアプリでこのモデルを動かすことを認めていませんが、Civitai と Hugging Face には商用での生成を許可しています。
- FLUX.1 [dev] は非商用のライセンスですが、作った画像は、ライセンスで禁止された使い方を除き、商用を含むどの目的にも使えるとしています。FLUX.1 [schnell] は Apache 2.0 で、個人・研究・商用の目的に使えます。
- LoRA は、もとのモデルに特定の画風・テーマ・概念を加える追加のモデルです(Civitai の説明)。
- Civitai のモデルのページには、作った画像の販売、Civitai の生成サービスでの利用などを作者が認めているかどうかが、アイコンで表示されます。Civitai のサイト上での生成には、サイト内の通貨 Buzz を使います。
目的ごとの選び方
各社の公式のページにある説明と機能をもとにまとめました。
- 日本語の文字を入れたい(バナーやポスターなど): Google は Nano Banana の API の説明で、良い結果のための言語に日本語(ja-JP)を挙げています。Google の発表では、Nano Banana Pro は画像の中の文字を正しく読みやすく描くためのモデルで、複数の言語の文字を描けるとしています。Nano Banana 2 は、画像の中の文字の翻訳にも対応しています。
- 大きなサイズで作りたい: 4K まで選べるのは Nano Banana Pro と Nano Banana 2 です。GPT-Image-2.5 は 1 辺 3,840px までですが、2560×1440 を超えると試験的な扱いになります。
- 写真の一部だけを直したい・背景を透明にしたい: GPT-Image-2.5 は、マスクで指定した部分だけの描き直しと、透過背景の出力に対応しています。
- 同じ人物や商品の見た目をそろえたい: Nano Banana Pro は人物 5 枚、Nano Banana 2 は人物 4 枚までの参照画像で、人物の見た目をそろえられます。Gen-4 Image は 1〜3 枚、Grok Imagine の編集は最大 5 枚の参照画像を使えます。
- 細長い画像を作りたい: Nano Banana 2 は 1:8・8:1 まで、Grok Imagine は 21:9・5:2 などを選べます。
- 1 枚あたりの費用を事前に見積もりたい: Nano Banana・Grok Imagine・Gen-4 Image は 1 枚ごとの料金が公表されています。GPT-Image-2.5 はトークン単位で、画質の設定によって 1 枚あたりの費用が変わると OpenAI は説明しています。
- イラストや特定の画風で作りたい: Civitai には、イラスト向けの Illustrious XL などの系統と、画風を加える LoRA があります。使う前に、モデルのページのライセンスの表示を確認してください。
- AI で作ったことを示したい: Nano Banana のモデルで作った画像には SynthID が入ります。Nano Banana 2 は C2PA の Content Credentials にも対応しています。
YOBITSUGI AI で使えるか
YOBITSUGI AI では、この記事で比べた AI を使えます(2026 年 10 月時点)。OpenAI は GPT-Image-2.5(Sunburst・Flare)、Google は Nano Banana Pro・Nano Banana 2、xAI は Grok Imagine、Runway は Gen-4 Image、Civitai は SDXL・Illustrious・Pony・Flux.1・LoRA です。Grok Imagine で選べるモデルは、アプリのモデルの選択欄で確認できます。YOBITSUGI AI での料金は料金ページに載っています。
出典
- Image generation(OpenAI・2026-10-09 確認)
- GPT-Image-2.5 Sunburst(OpenAI・2026-10-09 確認)
- GPT-Image-2.5 Flare(OpenAI・2026-10-09 確認)
- Pricing(OpenAI・2026-10-09 確認)
- Introducing Nano Banana Pro(Google・2026-10-09 確認)
- Nano Banana 2: Combining Pro capabilities with lightning-fast speed(Google・2026-10-09 確認)
- Nano Banana image generation(Google・2026-10-09 確認)
- Gemini Developer API pricing(Google・2026-10-09 確認)
- Image Generation(xAI・2026-10-09 確認)
- Image Editing(xAI・2026-10-09 確認)
- Imagine Overview(xAI・2026-10-09 確認)
- Pricing(xAI・2026-10-09 確認)
- API Pricing & Costs(Runway・2026-10-09 確認)
- API Reference(Runway・2026-10-09 確認)
- Creating with Gen-4 Image(Runway・2026-10-09 確認)
- stabilityai/stable-diffusion-xl-base-1.0(Stability AI・2026-10-09 確認)
- OnomaAIResearch/Illustrious-xl-early-release-v0(OnomaAI・2026-10-09 確認)
- OnomaAIResearch/Illustrious-XL-v2.0(OnomaAI・2026-10-09 確認)
- Pony Diffusion V6 XL(PurpleSmartAI・2026-10-09 確認)
- black-forest-labs/FLUX.1-dev(Black Forest Labs・2026-10-09 確認)
- FLUX.1 [dev] Non-Commercial License(Black Forest Labs・2026-10-09 確認)
- black-forest-labs/FLUX.1-schnell(Black Forest Labs・2026-10-09 確認)
- Resource Types - Civitai Education(Civitai・2026-10-09 確認)
- Guide to Civitai Model Licensing Options(Civitai・2026-10-09 確認)
- Guide to Buzz – the Civitai On-Site Currency!(Civitai・2026-10-09 確認)
