Upstage、小型モデル Solar Mini 4 を公開 日本語にも対応
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韓国の AI 企業 Upstage は 9 月 22 日、言語モデル「Solar Mini 4」を公開しました。情報の検索や、決まった形の出力、道具の呼び出しなど、エージェントが何度も繰り返す作業を、少ない計算と低い費用でこなすためのモデルです。10 月 1 日には、性能と料金を説明する記事を出しています。
要点
- Upstage が一から事前学習したモデルで、総パラメーター 350 億のうち、処理に使うのは 30 億です。
- 一度に扱える長さ(コンテキスト)は 512K トークン、出力は最大 128K トークンです。
- API の料金は 100 万トークンあたり入力 $0.10・キャッシュ済みの入力 $0.01・出力 $0.40 です。
- Artificial Analysis の指標で 24.1 と、比べた処理 30 億のモデルの中で最も高いとしています。
- 推論(考える処理)は初期設定では使わず、reasoning_effort で深さを選べます。
- 同じ日に、Solar Mini 4 を使う判断モデル Solar Decide をベータで公開しました。
Upstage によると、Artificial Analysis Intelligence Index v4.3.2 の 24.1 は、Qwen3.6 35B A3B の 18 や Nemotron 3.5 Lightning の 13 より高く、処理に使うパラメーターが約 10 倍の Gemma 4 31B を 9.1 ポイント上回ります。実際の SaaS の作業でエージェントを評価する AutomationBench-AA は 22.3%、長い文章の読解の AA-LCR は 83.3% でした。JSON の形での出力、道具の呼び出しと、複数の道具の同時の呼び出しに対応します。
韓国語の 3 つの作業を 1 組として MiMo-V2.5 と比べた社内の試験では、1,000 組分の費用が Solar Mini 4 は $1.25、MiMo-V2.5 は $2.20 だったとしています。自社の設備で動かすときは、量子化した版を H100 80GB の GPU 1 枚で動かせます。Upstage Console の API、Solar Chat、OpenRouter で使え、Upstage Console では 10 月 22 日(UTC)まで 50% 引きです。Solar Decide は、決まった選択肢から答えを選び、確率を添えて返すモデルで、出力のトークンには料金がかかりません。判断モデルについては、判断モデルの公開が相次ぐ OpenAI や Microsoft もにまとめています。
日本の利用者にとって
Upstage のモデルの説明では、入力と出力の言語に英語・韓国語・日本語を挙げ、韓国語に加えて英語と日本語にも強いとしています。API の入力はモデルの学習に使わないとしています。料金は米ドルで示されています。
YOBITSUGI AI で使えるか
Solar Mini 4 は、現時点では YOBITSUGI AI からは使えません。
出典
- Solar Mini 4: Built for High-Volume Agent Workloads(Upstage Blog・2026年10月1日)
- Solar Mini 4(Upstage Console のドキュメント・2026年10月19日確認)
- Changelog(Upstage Console・2026年9月22日の項目)
