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Claude Codeの1回の費用、SonnetはOpusの約半分

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Claude Codeに同じくらいの作業を任せても、費用はモデルしだいで40倍以上変わります。

いろいろなAIのモデルを1つの窓口で使えるOpenRouterは10月30日(米国時間)、Claude Codeの費用とClaudeの3つのモデルの比べを、2本の記事で公開しました。1本目では、OpenRouterを経由して実際に動いたClaude Codeの作業から、1回の費用の中央値をモデルとやり取りの回数ごとに出しました。対象は10月18日までの30日間です。1

モデル 2〜9往復 / 10〜49往復
Claude Fable 5.1 $1.049 / $3.734
Claude Opus 5.5 $0.305 / $1.390
Claude Sonnet 5.5 $0.155 / $0.596
Claude Haiku 5.5 $0.007 / $0.053
Kimi K3 $0.117 / $0.825
GLM-5.3 $0.044 / $0.363
GPT-6 Luna $0.005 / $0.024

違うのは、試しの課題ではなく、ふだんの使い方の数字だという点です。Sonnet 5.5はどの回数でも、Opus 5.5の4〜5割で済みました。Fable 5.1はOpusの約3倍でした。1往復だけでもOpusは0.136ドルかかります。費用の多くは、依頼の文ではなく、Claude Code自身のシステムプロンプトとツールの説明の分です。2

簡単な課題なら、3つとも解けた

2本目の記事では、OpenRouterが自分で3つのモデルを試しました。3つの不具合がある小さな請求書の処理のコードを、Claude Codeに3回ずつ直させたところ、どのモデルもすべての回で直せました。費用の中央値はOpusが0.098ドル、Sonnetが0.062ドル、Haikuが0.0052ドル。そのかわり、Haikuは往復が6〜8回と、ほかの2つの5回より少し多くかかりました。隠したテストつきのPythonの11の課題でも、3つとも25回すべてで正解しています。大学院の水準の科学の問題GPQA Diamondでは、Sonnetの92.4%がOpusの90.4%を上回りました。3

それでも、使われているのはOpusです。10月12日からの1週間にOpenRouterで流れたトークンは、Opusが6.18兆、Sonnetが2.45兆、Haikuが2.07兆でした。

どのモデルを既定にするか(編集部の見方)

OpenRouterの勧めは、Sonnetを既定にし、裏で回す作業や分身のエージェントにはHaikuを使う形です。ただ、試した課題は、何をすべきかがはっきりした小さなものだけでした。長く続く作業や、目的があいまいな作業でのOpusの強みは、この比べの外にあります。集計も中央値だけで、件数やばらつき、日本語での作業の結果はわかりません。一方で、定額のプランで使う人には、この額がそのまま請求されるわけでもないでしょう。APIの料金で払う人なら、わりと簡単に効く節約は、Sonnetを既定にして、迷う作業だけOpusに回すことかもしれません。

YOBITSUGI AIでは、AnthropicのClaude Opus 5.5、Claude Sonnet 5.5、Claude Haiku 5.5、Claude Fable 5.1を使えます。この4つは、入力欄の横の「モデルと思考の深さ」から切り替えられます。OpenAIのGPT-6 Lunaも使えます。Kimi K3とGLM-5.3は、現時点の対応モデルには含まれていません。

出典

注

  1. 往復は、依頼と答えのやり取りの回数です。対象はOpenRouterの経由で動いた作業だけで、Claude Codeの利用者の全体ではありません。1往復の中央値は、Fable 5.1が0.342ドル、Opus 5.5が0.136ドル、Sonnet 5.5が0.071ドル、Haiku 5.5が0.002ドルでした。DeepSeek V4.1 Flashは、2〜9往復で0.009ドル、10〜49往復で0.047ドルです。 ↩

  2. Sonnet 5.5のOpus 5.5に比べた割合は、1往復で52%、2〜9往復で51%、10〜49往復で43%です。空のフォルダーでClaude Code 2.1.307からOpus 5.5に1往復だけ頼むと、答えは4トークンでしたが、キャッシュには1万7,047トークンを書き込みました。Opus 5.5の料金で約0.085ドルです。実際の作業では、ここに利用者の指示や読み込むファイルが加わります。 ↩

  3. 不具合の課題では、5つのテストが失敗する状態から始めました。Claude Codeの画面に出る費用はHaikuで正しくなかったため、トークンの数から計算し直しています。Pythonの課題の難しい問題1つあたりの費用は、Opusが0.0739ドル、Sonnetが0.0380ドル、Haikuが0.0027ドルです。GPQA Diamondは10月17日に測った値で、Haikuは86.6%でした。航空会社の窓口の作業を試すτ-benchでは、Sonnetが78.7%、Haikuが76.0%、Opusが75.5%です。料金は10月21日の定価で計算しています。 ↩

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