Sakana AI(Namazu・Fugu)とは: できることと使い方
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基本の情報
- 提供元
- Sakana AI 株式会社
- 種類
- 文章(言語モデル)
- YOBITSUGI AI で使えるモデル
- Sakana Namazu・Fugu Max・Fugu Ultra
- YOBITSUGI AI での主な用途
- 文章(Namazu は日本語に特化、Fugu Max・Fugu Ultra は複雑なタスク向け)
- 料金
- YOBITSUGI AI では使った分だけ(yobitsugi.ai/pricing)
- 公式サイト
- sakana.ai/namazu ・ sakana.ai/fugu
Sakana AI は、言語モデルの API の Sakana Namazu と Sakana Fugu や、チャットサービスの Sakana Chat などを提供している会社です。YOBITSUGI AI では、日本語に特化した言語モデル「Sakana Namazu」と、複数のモデルを組み合わせて動く「Sakana Fugu」のうち Fugu Max と Fugu Ultra を、文章の作業に使えます。
できること
Sakana Namazu
- Sakana AI が提供する、日本語に特化した LLM(大規模言語モデル)です。Moonshot AI が公開しているオープンモデル Kimi K2.6 をもとに、社内独自のデータで日本語と日本の業務に合わせた追加の学習をしています。特定の話題で答えを避けたり、出力が偏ったりするのを抑える調整もしています。
- Sakana AI は、敬語や商習慣を踏まえた自然な日本語で、業務の文書やメールを扱えると説明しています。
- Web 検索とコード実行のツールを備え、モデル自身が Web を調べたり、コードを書いて動かしたりしながら、複雑なタスクを進めます。画像も読み取れます。
- OpenAI と同じ形式の API で使えます。2026 年 3 月に Sakana Chat で α 版を公開し、2026 年 8 月 3 日に API の提供を始めました。
Sakana Fugu
- 複数の AI モデルを組み合わせて協調させる「マルチエージェント」の仕組みを、1 つのモデルの API として提供しています。タスクごとにどのモデルを使うかの選択と切り替えは、Fugu が受け持ちます。
- 次の 4 つのモデルがあり、どれも OpenAI と同じ形式の API で使えます(2026 年 10 月時点)。
| モデル | Sakana AI の説明 |
|---|---|
| Fugu | 性能と応答の速さのバランスをとった標準のモデル |
| Fugu Ultra | 難しく重要な問題で、回答の質を重視したモデル |
| Fugu Max | 最も多くのモデルを組み合わせ、コストと性能の両方を高めることを目指したモデル |
| Fugu Cyber | サイバーセキュリティの作業に特化したモデル |
YOBITSUGI AI で使えるのは、このうち Fugu Max と Fugu Ultra です。Fugu と Fugu Cyber は、現時点の YOBITSUGI AI の対応モデルには含まれていません。
- 組み合わせるモデルの中から、特定の提供元やモデルを外すこともできます。データやプライバシー、コンプライアンスの要件に合わせるための機能です。
- 仕組みは、Sakana AI の ICLR 2026 の 2 本の論文(TRINITY と Conductor)にもとづいています。
得意なこと・向いている使い方
- Sakana Namazu: Sakana AI のよくある質問では、日本語の指示を含む問題解決のタスクに強みがあり、各社の最先端のモデル(フロンティアモデル)を大量に使っていてコストを抑えたい場合にも向くと説明しています。
- Sakana Namazu の日本語の評価: Sakana AI の発表によると、もとにした Kimi K2.6 と比べて、日本語の指示への追従(JFBench)、日英翻訳(社内のベンチマーク)、特定の国の価値観に偏らない回答(FairPoliticsQA)のすべてで上回り、FairPoliticsQA は 34.10% から 56.30% に上がりました。
- Sakana Namazu の使い道の例: Sakana AI は、市場調査のレポートの自動作成や、問い合わせへの対応と受注データの分析などを例に挙げています。
- Fugu Ultra: 回答の質を重視したモデルで、先行ユーザーが Kaggle のコンペティション、論文の再現、サイバーセキュリティの分析、文献や特許の調査に使っていると紹介されています。
- Fugu Max: Sakana AI の発表では、同じ価格帯のモデルと比べて、複数のベンチマークでコストと性能の釣り合いのよい位置にあるとしています。
Sakana AI のよくある質問では、Sakana Namazu について、現時点ではデータの処理を日本国内で完結させることは保証していないと説明しています。
Sakana AI のチャットサービス Sakana Chat でも Namazu と Fugu Max を試せますが、YOBITSUGI AI は API を通してモデルを使います。Sakana Chat の機能(メモリーなど)は、YOBITSUGI AI からは使えません。
YOBITSUGI AI での使い方
YOBITSUGI AI では、Sakana Namazu・Fugu Max・Fugu Ultra を文章の作業に使えます。日本語で頼むと、メインの Claude エージェントが作業を分けて Sakana AI のモデルを呼び出します。使う AI を指定して頼むこともできます。選べるモデルは、アプリのモデルの選択欄で確認できます。
頼み方の例:
Sakana Namazu で、納品が遅れたことを取引先にお詫びするメールを、丁寧な敬語で書いて
Sakana Namazu で、この社内向けのお知らせを、やわらかい言い回しに書き直して
Fugu Ultra で、この数学の問題を解いて、考え方も説明して
Fugu Max で、このコードをレビューして、直すべき点を挙げて
料金
YOBITSUGI AI には月額の費用はなく、使った分だけクレジットが消費されます。料金は提供元の定価をもとに計算されます。計算のしかたと単価は、YOBITSUGI AI の料金ページで確認できます。
Sakana AI の API の従量課金の料金は次のとおりです(2026 年 10 月時点・米ドル・100 万トークンあたり)。
| モデル | 料金 |
|---|---|
| Sakana Namazu | 入力 $0.95・出力 $4.00 |
| Fugu Ultra | 入力 $5・出力 $30 |
| Fugu Max | 入力 $2・出力 $6 |
- キャッシュ済みの入力は、Sakana Namazu が $0.15、Fugu Ultra が $0.50、Fugu Max が $0.25 です。
- Sakana Namazu のツールは、Web 検索が 1,000 回あたり $7.00(ページ本文の取得込み)、コード実行が 1 時間あたり $0.12 です。
- Fugu Ultra は、コンテキストが 272K トークンを超えると入力 $10・出力 $45・キャッシュ済み入力 $1.00 です。Fugu Max はコンテキストの長さにかかわらず同じ料金で、web_search と web_fetch は 1 回あたり $0.007 です。
出典
- Sakana Namazu — 日本の感性で、考え、動くLLM(Sakana AI・2026-10-09 確認)
- Sakana AI、日本語特化のLLM API「Sakana Namazu」を提供開始(Sakana AI・2026-10-09 確認)
- Sakana Fugu — Multi-Agent System as a Model(Sakana AI・2026-10-09 確認)
- Introducing Fugu Max and Fugu Ultra v2: Orchestrating the Pareto Frontier(Sakana AI・2026-10-09 確認)
- Sakana Chatをアップデート:最新モデルに刷新、メモリー機能を追加(Sakana AI・2026-10-09 確認)
- YOBITSUGI AI(呼継AI) | このAI一つで、全てのコンテンツを手に(株式会社Game・2026-10-09 確認)
- 料金とシミュレーション | YOBITSUGI AI(呼継AI)(株式会社Game・2026-10-09 確認)
