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YOBITSUGI AIメディア
AI の紹介AI により執筆

Luma AI とは: 動画の Ray 3.2 と画像の Uni-1

公開 14 分で読めます

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Luma AI

公式サイトlumalabs.ai

基本の情報

提供元
Luma AI
種類
動画・画像
YOBITSUGI AI で使えるモデル
Ray 3.2・Uni-1・Uni-1 Max
1 回で作れる長さ
Ray 3.2 は 5 秒か 10 秒(2026 年 10 月時点)
料金
YOBITSUGI AI では使った分だけ(yobitsugi.ai/pricing)
API のドキュメント
docs.agents.lumalabs.ai

Luma AI は、米国のパロアルトに拠点を置き、動画と画像の生成 AI を開発している会社です。Web のサービス「Luma」では、AI のエージェントが動画・画像・音声・文章をまたいで作業を進め、開発者向けには API(Luma Agents API)を提供しています。YOBITSUGI AI では、動画の Ray 3.2 と、画像の Uni-1・Uni-1 Max を使えます。

出典: Luma AI 公式サイト・2026-10-19 撮影

できること

モデル できること(Luma AI の説明より)
Ray 3.2 文章や画像から動画を作る。作った動画の延長・編集と、縦横比の変更(リフレーム)もできる
Uni-1 文章から画像を作る。言葉の指示で画像を直す。参考の画像を 9 枚まで渡せる
Uni-1 Max Uni-1 と同じ使い方で、Uni-1 より画質の高い画像を出力する

Ray 3.2 は、2026 年 6 月 9 日に発表された動画のモデルです。Luma AI は、娯楽・広告・ゲームの制作者と一緒に設計した Ray3 の更新版と説明し、次の点を挙げています。

  • 場面ごとに動きを決める: 1 本の動画の途中に、キーフレーム(その時点の場面を決める画像)を置けます。Luma AI のサイトでは 1 本に最大 16 枚と書かれ、API の資料では最大 64 か所まで指定できます。
  • 映像の仕上げの工程に渡せる出力: HDR(明るさの幅の広い映像)で作り、色の調整や合成に使う 16 ビットの EXR のファイルも書き出せます。
  • 撮った動画の作り直し: 手持ちの動画の背景や衣装を差し替える編集(Modify Video)では、元の動きや表情を保ちます。編集で作れる長さは、元の動画が 24fps のとき最大 20 秒です。リフレーム(Reframe)は、周りを描き足して縦横比を変えます。

文章や画像から作る動画は 5 秒か 10 秒で、音声は付きません(Luma AI のよくある質問)。

Uni-1 は、文章と画像を 1 つのモデルで扱う画像のモデルです。Luma AI は、指示の意図を考えてから画像を作るため、条件の多い指示や参考の画像に沿った画像を作りやすいと説明しています。Luma AI の API のページでは、画像のモデルを Uni-1.1・Uni-1.1 Max と呼び(API は 2026 年 5 月 5 日に公開)、API で指定するモデルの名前は uni-1・uni-1-max です。

Luma AI の API の資料では、2 つのモデルを次のように使えます(2026 年 10 月時点)。

項目 Ray 3.2(動画) Uni-1・Uni-1 Max(画像)
入力 文章・画像(最初と最後の場面・キーフレーム)・動画(編集) 文章・画像(参考の画像は 9 枚まで)
解像度 360p(下書き用)・540p・720p・1080p 2048 ピクセル(2K)
1 回で作れるもの 5 秒か 10 秒の動画(MP4) 1 枚の画像(PNG・JPEG)
縦横比 9:16・3:4・1:1・4:3・16:9・21:9 3:1・2:1・16:9・3:2・1:1・2:3・9:16・1:2・1:3
音声 なし ―
  • Ray 3.2 で最初と最後の場面を画像で決められるのは、5 秒の動画のときだけです。キーフレームで決める方法なら 10 秒でも使えます。継ぎ目なく繰り返す動画(ループ)も作れます。指示の文章は 6,000 文字までです。
  • Uni-1 の編集では、元の画像のほかに参考の画像を 8 枚まで渡せます。Web で参考の画像を探してから作る設定(web_search)があり、Luma AI は、実在の名所や製品の名前を含む指示で正確さが上がるとしています。漫画の画風の設定は、縦長の比のときだけ使えます。
  • 文字について、Uni-1.1 の発表では、日本語を含むラテン文字以外の文字も画像に描けるとしています。一方で、API のよくある質問では、Uni-1 は英語に合わせて作られており、指示は英語で書くよう勧めています。

作例

YOBITSUGI AI で、Uni-1 と Uni-1 Max に同じ内容の画像を 1 枚ずつ頼み、Uni-1 の画像を最初の場面にして、Ray 3.2 で 5 秒の動画を作りました。

左は Uni-1、右は Uni-1 Max で作った、朝霧の湖にのびる木の桟橋と手こぎボートの画像
YOBITSUGI AI で、同じ指示から作った画像(左: Uni-1・右: Uni-1 Max。どちらも 2672×1504 の PNG)
上の左の画像から、カメラが桟橋の上を前へ進む動画の 3 つのコマ
上の左の画像を最初の場面にして、Ray 3.2 で作った動画(16:9・1280×720・24fps・5 秒)。このページには動画を埋め込めないため、左から 0.3 秒・2.5 秒・4.7 秒のコマで示しています

頼み方は次のとおりです。

Luma AI の Uni-1 で、横長 16:9 の画像を 1 枚作ってください。
内容: 朝霧の出ている山あいの静かな湖。手前から湖へまっすぐのびる木の桟橋があり、桟橋の先に小さな手こぎボートが 1 そうつないである。奥には針葉樹の森と山。写真のような質感。人物・文字・ロゴは入れないでください。

比べるために、同じ内容で Uni-1 Max でも 1 枚作ってください。

できたら、Uni-1 の画像を最初の場面にして、Luma AI の Ray 3.2 で横長 16:9・720p・5 秒の動画を作ってください。カメラが桟橋の上をゆっくり前に進み、霧が流れ、水面に小さな波が立つ動きにしてください。

画像と動画は luma というフォルダに保存してください。

項目 画像 動画
使ったモデル Uni-1・Uni-1 Max Ray 3.2
入力 文章だけ 文章と、Uni-1 の画像(最初の場面)
できたもの 2672×1504 の PNG(2 枚) 1280×720・24fps・5 秒の MP4

同じ指示から作っても、2 枚の構図は違いました。Uni-1 は桟橋を画面の下いっぱいに大きく描き、Uni-1 Max は細い桟橋がまっすぐ奥へのびる構図で、水面への映り込みが大きく入っています。どちらにも、頼んでいない人物や文字は入っていませんでした。動画は、最初の場面の構図を保ったまま、カメラが桟橋の上をボートのほうへ進んでいます。

アプリに表示された時間は約 3 分 17 秒、クレジットは約 144 でした(2 枚の画像と動画・2026 年 10 月時点)。YOBITSUGI AI は、縦横比を 16:9 に決めるため、作業用の環境(ワークスペース)から Luma AI の API を直接呼んで画像を作っています。途中で、前に作った画像の作品の ID を動画の最初の場面に渡そうとして受け付けられず、画像そのものを渡す形に替えて作り直しました(Luma AI の API では、作品の ID を最初の場面に渡すのは、前に作った動画を延ばすときの使い方です。この失敗で動画は作られていません)。

YOBITSUGI AI のアプリで、Luma AI に画像と動画を頼んだ画面
YOBITSUGI AI に頼んだ画面(Claude Opus 5.5)。Luma AI の API を呼んで画像を作り、続けて動画を作っている

得意なこと・向いている使い方

Luma AI の説明から、向いている使い方をまとめました。

  • 動きの流れを細かく決めたいとき: キーフレームで、どこで何が変わり、どこで止まるかを決められます。Luma AI は、絵コンテや依頼主の意図に合わせた映像づくりを例に挙げています。
  • 映像の仕上げや合成まで考えるとき: HDR と EXR の書き出しは、色の調整や合成のソフトで実写の映像と並べて使うことを想定しています。
  • 撮った映像を作り直さずに直したいとき: Modify Video で背景・季節・照明・商品を差し替え、Reframe で縦長・横長などの比に合わせられます。広告を市場や媒体ごとに作り分ける使い方を挙げています。
  • 画像で見た目をそろえたいとき: Uni-1 は参考の画像を 9 枚まで渡して、人物・構図・画風をそろえて作れます。絵コンテのような、複数のコマを並べた画像も作れるとしています。

ほかの動画の AI との比較

YOBITSUGI AI で使える動画生成の AI と比べました(2026 年 10 月時点・各社の公式のページの値)。画質の順位は付けていません。

モデル 提供元 1 回で作れる長さ 最大の解像度 音声 API の料金
Luma AI Ray 3.2 Luma AI 5 秒・10 秒 1080p なし 1 本 $0.06〜$3.60
Kling AI Kling 3.0 Kuaishou 3〜15 秒 4K あり・なしを選べる $0.084〜$0.42 / 秒
Google Gemini Omni Flash Google 3〜10 秒 4K あり トークン単位(720p は約 $0.10 / 秒)
Seedance 2.5 ByteDance 4〜30 秒 1080p あり トークン単位
Runway Gen-4.5 Runway 2〜10 秒 1280×720 公表なし $0.12 / 秒
Grok Imagine Video 1.5 xAI 1〜15 秒 1080p あり $0.08〜$0.25 / 秒
Hailuo 02(fal.ai 経由) MiniMax 6 秒・10 秒 768p 公表なし $0.045 / 秒
  • Ray 3.2 の料金は 1 本ごとの値で、5 秒の動画は 360p が $0.06、540p が $0.15、720p が $0.30、1080p が $1.20、10 秒の動画は 360p が $0.18、540p が $0.45、720p が $0.90、1080p が $3.60 です(Luma AI の API の料金)。
  • Gemini Omni Flash の 1080p と 4K は、拡大(アップスケール)して作ります。Google は、720p の動画が 1 秒あたり約 $0.10 になると説明しています。
  • Hailuo 02 の値は、fal.ai の Standard(768p)の値です。MiniMax は、Hailuo 02 で 1080p(6 秒)の動画も提供しています。
  • Seedance の API の料金は、秒単位の定額ではなく、使ったトークンの量で決まります。
  • 動画の AI をまとめて比べた記事は、動画生成 AI の比較です。

動画生成 AI の、1 回で作れる最長の長さと最大の解像度(2026 年 10 月時点)

解像度は縦の画素数です(720p は 720、1080p は 1,080、4K は 2,160 として置いています)。Gemini Omni Flash の 1080p と 4K は拡大して作ります。Hailuo 02 は fal.ai の Standard の値です。

青い輪と太字はこの記事の AI

↑ 縦: 1 回で作れる最長の長さ(秒)。上ほど長い

横: 最大の解像度(縦の画素数)・対数目盛。右ほど高い →

出典: Luma AI のモデル・Luma AI の動画の生成・Kling 3.0 の API・Gemini Omni Flash・Seedance 2.5 のドキュメント・Runway の API の入力・xAI の動画の生成・fal.ai の Hailuo 02(どれも 2026-10-19 確認)
数値を表で見る
名前最大の解像度(縦の画素数)1 回で作れる最長の長さ(秒)備考
Ray 3.2(この記事の AI)1,080px10 秒
Kling 3.02,160px15 秒
Gemini Omni Flash2,160px10 秒1080p と 4K は拡大して作る
Seedance 2.51,080px30 秒
Gen-4.5720px10 秒1280×720
Grok Imagine Video 1.51,080px15 秒
Hailuo 02768px10 秒fal.ai の Standard(768p)

YOBITSUGI AI での使い方

YOBITSUGI AI では、Ray 3.2・Uni-1・Uni-1 Max を使えます。YOBITSUGI AI のサイトでは、Luma AI を「動画・画像」の AI として案内しています。

日本語で頼むと、Claude エージェントが Luma AI に動画や画像を頼み、届いたものを確認してから、ファイル置き場に保存します。使う AI を名前で指定して頼むこともできます。

頼み方の例:

Luma AI の Ray 3.2 で、この商品の写真を最初の場面にして、横長 16:9・720p・5 秒の動画を作って

Ray 3.2 で、1 枚目の画像から 2 枚目の画像へ移り変わる 5 秒の動画を作って

Uni-1 で、この 3 枚の写真と同じ色合いの、カフェの店内の画像を横長で作って

頼むときは、次の点を書いておくと伝わりやすくなります。

  • 長さと解像度: Ray 3.2 は 5 秒か 10 秒で、解像度と長さで料金が変わります。Luma AI は 360p を、速く安く動きを確かめるための下書き用の解像度としています。
  • 最初と最後の場面を画像で決めるときは 5 秒で: 10 秒の動画では、最初と最後の場面を画像で指定できません(Luma AI の資料)。
  • 縦横比: 動画も画像も、縦横比を書かないとモデルが決めます。決めたいときは「横長 16:9」のように数字で書きます。

今回の作例で試したのは、文章から画像を作ることと、画像を最初の場面にして動画を作ることです。動画の編集・延長・リフレームは試していません。最初と最後の場面を画像で決めて作った例は、イラストを動かすならにあります。

料金

YOBITSUGI AI では、提供元の定価をもとに、使った分だけクレジットを消費します。月額費用はかかりません。Luma AI の単価は料金ページで確認できます。料金ページでは、AI が道具で生成する画像・動画・音楽は生成が完了した場合だけ課金され、ワークスペースから各社の API を直接呼び出した場合は、提供元がリクエストを受け付けた時点で課金されると案内しています。

Luma AI の API(Luma Agents API)は、使った分だけを支払う形で、単価は次のとおりです(2026 年 10 月時点)。

モデル 条件 料金
Ray 3.2 5 秒(360p・540p・720p・1080p) 1 本 $0.06・$0.15・$0.30・$1.20
Ray 3.2 10 秒(360p・540p・720p・1080p) 1 本 $0.18・$0.45・$0.90・$3.60
Ray 3.2 HDR(720p・1080p の 5 秒だけ) 1 本 $0.60・$2.40
Uni-1 文章から 1 枚(2K) $0.0404
Uni-1 Max 文章から 1 枚(2K) $0.1000
  • 参考の画像は、1 枚ごとに $0.0030 が加わります。編集では元の画像も 1 枚に数え、Uni-1 の編集は $0.0434、Uni-1 Max の編集は $0.1030 です。
  • HDR に EXR の書き出しを加えると、5 秒で 720p が $0.90、1080p が $3.60 です。動画の編集・延長・リフレームには、それぞれ別の料金があります。Luma AI は、動画の料金は一般提供の前に変わることがあるとしています。
  • 生成の途中で失敗したもののうち、内容の確認で止められたもの・生成に失敗したものなどは返金されます(Luma AI の資料)。

Luma の Web のサービスとアプリには、個人向けに Plus(月 $30・年払いで月 $25・毎月 10,000 クレジット)、Pro(月 $90・年払いで月 $75・40,000 クレジット)、Ultra(月 $300・年払いで月 $250・150,000 クレジット)のプランがあります(2026 年 10 月時点)。Web のサービスでは、Ray 3.2 の 720p・5 秒の動画が 100 クレジット、Uni-1 の画像が 1 枚 30 クレジットです。

出典

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