Anthropic、出力前の拒否の一部で課金を再開
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Anthropic は 9 月 24 日、Claude の API で、安全のための判定の仕組み(分類器)が出力の前に断った依頼(拒否)のうち、3 つの区分について課金を再開しました。対象は、応答の stop_details.category が "bio"・"frontier_llm"・"reasoning_extraction" の拒否です。Anthropic が、問題の無い依頼を誤って断る割合が低いと測っている区分だとしています。
要点
- 出力の前の拒否は、bio・frontier_llm・reasoning_extraction の 3 つの区分で課金されます。
- 課金はふつうの依頼と同じで、実際に処理したモデルの料金がかかります。
- cyber・general_harms と、区分の無い拒否は、出力の前なら引き続き課金しません。
- 出力の途中での拒否は、これまでどおり入力と出力済みの分が課金されます。
- 課金されない拒否でも、利用の上限(レート制限)には数えられます。
- 課金する区分は、誤って断る割合を測りながら今後変わることがあるとしています。
Anthropic は 6 月 2 日から、Claude の API で、Claude が何も出力しないまま拒否した依頼には課金しないようにしていました。今回、課金を再開する理由を、安全の仕組みを大量の依頼ですり抜けようとする試みを防ぐためとしています。扱いは Claude の API のほか、Amazon Bedrock・Claude Platform on AWS・Google Cloud・Microsoft Foundry のすべてで同じです。ドキュメントによると、この分類器を持つのは Claude Fable 5.1・Fable 5・Opus 5.5・Opus 5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5 です。
3 つの区分のうち、bio は生物の危険につながるおそれのある依頼、frontier_llm は Anthropic の商用の規約で制限している、競合する AI モデルの開発を助けるおそれのある依頼です。どちらも、問題の無い生命科学や機械学習の仕事でも当たることがあるとしています。reasoning_extraction は、モデルの内部の推論を応答の本文に書き出させようとする依頼で、推論を見たいときは思考のブロック(thinking)で受け取るよう案内しています。断られた依頼をほかのモデルでやり直す機能(フォールバック)を使うときは、課金される区分の拒否も、やり直しの分とは別に課金されます。
日本の利用者にとって
発表では、日本語への対応や日本での提供には触れていません。課金の扱いは、Claude の API と各社のクラウドのどれで使っても同じです。
YOBITSUGI AI で使えるか
これは Claude の API の課金の変更です。YOBITSUGI AI では Anthropic の Claude Opus・Claude Sonnet・Claude Haiku・Claude Fable の系列を使えます。選べるモデルは、アプリのモデルの選択欄で確認できます。
出典
- Claude Platform release notes — September 24, 2026(Claude Platform release notes・2026年9月24日)
- Refusals and fallback(Claude Platform Docs・2026年10月19日確認)
